走り続けること、止まること、その先の一歩。映画「Endless SHOCK」

止まったヤツは、切り捨てられるんだろ?
コウイチの思いを理解するのは難しいです。
舞台では、ステージ上にコウイチがいなくても、コウイチを追いかけてしまいますが、映画ではできない。
監督に「ここ、見ろ」「この角度で」と、誘導(笑)されるから。
終わってしまう前に……と、もう一度、映画を見てきました。
舞台挨拶の時に、光一さんが言った「タツヤ、やっちまった」の事も、勝手に書いてます。ネタバレ満載ですが、良かったら、ぜひ。

コウイチは、ほぼ出ていますよね(笑)
オフでのショーは、かなり大がかりなことをやっています。
車のマジックの仕掛け。結局、映画でもわからなかったけど。

ダンスのフォーメーションも、コウイチを頂点に「V」を描くだけではなく、NEW HORIZON では、上手、下手の短い花道も使い「M」を描いてて。ダイナミックで、楽しいんですよね。
Eternalでは、映画舞台挨拶の中継でも上手だけは映りましたが、太鼓が設置されているため、道としては使ってなかったはず。

オフシアターの千穐楽。タツヤは、ショーの達成感からかはしゃいでいるように見えます。脚立に上るタツヤを見る観客の前に、タツヤを見るコウイチの背中という構図。
ミナトやタイガ、ショウたちに囲まれるタツヤを、コウイチも気にしてるんだと思うと楽しくなります。

ステージ真ん中の梯子に上って歌うコウイチに当たるライトが、黒い悪魔の羽のカタチをしているのが、しっかり確認できました。この後の展開を暗示しているのがわかり、震えました。

ブロードウェイプロデューサーが、オーナーを呼び止めます。
team USA いらっしゃるの?……映画の最後に、4人の名前もあったけど。

プロデューサーの名刺を胸に、屋上に上るオーナー。
コウイチに、人差し指と中指2本をたてて合図します。見逃してたよ、舞台では。ふたりで打ち合わせしたいって合図なのね。
ふたりが屋上で話している時、建物に刻まれた「Off Theater」の文字を見せ続ける演出も面白いです。
今はオフにいるコウイチも、オンに行ってみたいよね?
なぜコウイチは、オーナーの話を最後まで聞かなかったのかな。

翌日のブロードウェイの街歩き。
遅れてきたタツヤは、似合ってない派手なスーツに薔薇の花束も持っています。
こんな街中で、公開告白しちゃう?
なれてないし、女心もわかってなくて、好感が持てますよね。

冒頭にも書いた、やっちまったタツヤ。
最初にひっかかったのが、この街歩きシーンでした。
些細なとこですが「おまんたせしました」って聞こえて、おまんたせ?
本編での記憶が曖昧で(苦笑)
タツヤ、緊張して、なまってる?ってことを強調してるのよね。

タツヤに呼ばれた時、リカは「えっ、あたし?」と驚きと戸惑いの声を上げます。表情はしっかり見た事なかったけど、こんなイヤそうな顔してたのね。リカに対する好感度(もともとあったかは置いといて)ダダ下がり。

楽屋でのオーナーに続き、またまた間違って、コウイチに、指輪と花束を渡してしまうタツヤ。前が見えなくなってたの伏線? リカさん、もう少し、タツヤの話を聞いてあげようよ……と思っちゃいました。
本編の感想でもこのシーン語ったことないかも。
ナイスバディな女装家に、指輪も渡しちゃうけど、ここ、はっきりとは映してなかったね。過去映像でつないでる?

ナオキとの出会い。
ナオキのパーカッションを聞いて、コウイチは、思い浮かんだメロディを口ずさみます。
「そのメロディ、素敵」
リカの無意識のコウイチへの好意が、タツヤにささる。3人の視線の向く先がしっかり見えて、楽しい。

リカは、タツヤの思いを、どう受け取ってたんだろう。
わたしのライバルって思ってたのかな。
ナオキのパフォーマンスに、メンバーも町のみんなも魅せられ、踊ったりしますが、コウイチとタツヤは、その輪に加わりません。コウイチは、ショーのことを考えてたのかな。タツヤは、ライバラ心むき出し。おもしろいです。

「コウイチがいなけりゃ、始まらないでしょ」
コウイチ、コウイチともてやはすリカに、タツヤは「おまえは黙ってろ」と大声を上げます。
その時、やっちまった……と自分に舌打ちするようなしぐさをするタツヤ。いいですよね!

ブロードウェイに行ったなら、そのステージに立ち続けなければならない。コウイチには、オンの先の絵は見えてなかった。このシーンのコウイチ、小さく見えます。スクリーンが大きいせいかな。よけい小柄に。

ブロードウェイのショー。オープニングのUSAのダンスはありません。
Eternal も本編の映画でも、日本人のみのカンパニーに。
ここがカットされてるせいもあり、光一さん、ほんとずっと出てる。
さすがにタツヤのソロには出ませんが(笑)

タツヤのソロ、好きです。
曲選びや演出など、全面的にタツヤ自身にまかせたのかな。
オフで見せていたショーとは、系統が異なります。タツヤがやりたかったショーなんだよね?
マツザキや後輩たちにも、ソロパートがあったり、共演者のことも考えてる。
「あんなヤツ入れなくても」出会いの時には、認めていなかったナオキと一緒にパフォーマンスしてるのも興味深いよね。

SOLITARY ほんとコウイチは孤独なんだね。
幕間でのテラからの指摘も受け入れないし。タツヤの怒りにも寄り添えない。
「おまえは、もうステージに立つな」
コウイチに言われた時のタツヤの目の動きがすごい!目を見開き、眼球くるり。
驚愕? 怒り? 
すごいです。
この時、コウイチは暴走してた。ずっとそう思って観劇してたけど、違うのかも……と思った、上田くんの演技でした。

離れてく あの日の夢が
離さない あの日の夢を

ここでも、リカの一言が、タツヤの気持ちに刃を突き立てます。
「なにがあっても、コウイチについて行くから」
このリカの言葉がなければ、オーナーが楽屋を訪ねていなければ、悲劇は起きなかったかもしれないとも思いました。

いつも以上の緊迫感を見せたJapanesque。迫力ありますよね。
倒れたコウイチへのタツヤの蹴りに、ふるえました。こわすぎるよ。
マツマツは少年兵っぽかったけど。タイガ、ミナトは少年兵じゃない……とはっきり感じられて、おもしろかったな。

階段落ちを、美波里カメラで見られたのは良かったです。
あんなスピードで落ちてたのねーと不安にもなりました。

映画館のサウンド、ほんとすごいですね。
セリフもクリアに聞こえるし。
コウイチが寝たきりの姿になった日から、タツヤの心には、ずっと雨が降り続いてる。
映画を見ているはずなのに、雨に降る場所にいる気分になりました。

コウイチが息を引き取った瞬間。
コウイチ、タツヤ、知らせを聞いたオーナー、3人の歌も、クリアに届きました。
オーナーも、後悔があったでしょうね。ほと走る悲しみがケモノの咆哮のように見えた。

2020からの変更点だと思うんだけど。
「一曲、やらない?」とオーナーと、コウイチが踊るシーン。
リカも踊ってますよね。戸惑ってるけど。オーナーの心遣いを感じます。

オンの劇場のタツヤたちのショーに、乗り込むコウイチ。
これ、ありなの?
Higherき。コウイチが踊ると、ダンサーさんたちもつられて踊る。
ショウ、タイガ、ミナト、マツザキが声をかけても、タツヤは動きません。
女性ダンサーさんのひとりも声かけてた。いいなぁ。

記者が押しかけたってことは、舞台に乱入したのよね。
かなりひどいヤツだ、コウイチ。
Higher、ストーリー抜きに見たいです。大好き。

「予備の刀をほんものに変えたのは俺だよ」
やっちまったタツヤ、告白のシーンだと思ったんだけど、違うかな。
「俺もおまえ被害者だ。暴走するコウイチに。。。」
ここセリフ変わった? 犠牲者じゃなかった?

気になって、映画から気持ちが離れそうになった。
引き戻してくれたのはマツザキ。
コウイチに言われたから、タツヤのそばにいたって明かしちゃうかな?(怒)
コウイチに握手を求めた時、マツザキは、はっとした表情をしています。そして考えてる。
動転してたから言っちゃったんだよね、タツヤに、突き放すようなことを。
告白シーンは、何度見てもつらいです。

コウイチのショーに立たせてくれないか?
最期のショー。映像なのに頭上を飛んでいるようなリボンフライング。
夢幻の素晴らしさも語りたいとこだけど、タツヤやっちまったポイントは、太鼓の連弾のところかなーと。こっちが正解?
立ち位置を変えながら、乱れ打つの太鼓、すごく好き。
叩き終わって、バチを所定の位置に戻すんだけど、タツヤはうまくできなかったよね。
バチを持ったまま、コウイチと肩を組む。踊りに入る前に、上手側に、バチを投げてた。
ここ? やっちまったポイント? Show must go on.でイイと思ったけど。

太鼓でコウイチを鼓舞するラダーフライング。
ラダーもタツヤたちの目線でも見せてくれて、良かったです。
ここまできちゃうと終わりが近く、さみしくなります。
日本舞踊にはコウイチはいません。タツヤのための新しいショーですね。

コウイチ最期のショーは、夜の海も、ラダーも、傘のフライングも、コウイチがいなかったとしても成り立つ演出、フォーメーションになっています。
夜の海は、2階からの方が、フォーメーションがよくわかるし、ラダーもそう。2階への降臨も見せてくれた。いいとこ取りですよね。

夜の海のパフォーマンスを終えて、コウイチは、舞台にひとり。
この瞬間、旅だったんだよね?
コウイチの最後の立ち位置に、リカが贈ったネックレスが落ちています。
タツヤが拾う。振り返って見ているコウイチの顔はおだやかでした。

初日、9日、16日と、3回も映画を見ることができました。
でも、エンドロールを見ながら、どうしてもまだ見たくて、午後の回か17日の予約をしちゃおうかと思った。
どうしても見たくなったら、日比谷に行くことにします。

SHOCKが好きです。キャストの表情もしっかり見られて、フライングも違う楽しみ方もできて、映像もいいなーと思いました。そんな感想日記に、最後までおつきあいくださり、どうもありがとうございました。

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