ライバルはリカ Endless SHOCK-Eternal- 21.2.9 146/1797

命は永遠じゃない。
リボンの赤は命を燃やす色。太鼓は鼓動。時を巻き戻したいと願い、歌う。
EndlessでEternal。伝えたかったものを考えた。
2月9日、お友だちを追いかけて観劇した日の日記です。
観劇から10日もたってしまったし、映画と、感想が混ざっているかもしれませんが、よかったら。

2月12日 SHOCKは1800回達成しましたね。
おめでとうございます!
ショー・劇から、Endlessへ、人間を描くミュージカルに進化を遂げてきたけど、Show must go on.の意味は、よくわからないままでした。理解力なさすぎ、自分。
続けなければならない。続けたから、悲劇はおこってしまいました。
本編の「夜の海」で、ライバルは「コウイチの言ってた本当の意味、やっとわかったなんてな」と言うけど。なに、ほんとうの意味って?わからないよ~と思い続けていました。
でも、Eternalを見て、自分なりの……ではありますが、Show must go on.の意味が理解できたような気にもなりました。

「なにがあってもショーは続けなければならない。あたりまえのことだろ?」
ショーを「生きる」ことと変換すれば良かったんだね。
立ち止まっても、ひとつの終わりがきたとしても、悲しくても、悔しくても、次の一歩を踏み出す勇気を持て。
かんたんなことではないけど、失敗をおそれないで、やってみる。
そんな感じ?

この日のお席は、コロナ対策で、前の列があいていました。
となりのお席の方が「ここ、だれか通るのかしら」とおっしゃいました。通路にするために座席を空ける? 新しいな、ちょっとおもしろいかもって思っちゃいました。

オーケストラのみなさんが、練習をしているのを聞きながら、開幕を待つのが好き。
幕の一部が半透明になり、オーケストラのみなさんが見える。不思議な演出です。
その幕が上がると、赤い衣装を着たコウイチがセンターに。
最期のショー。夜の海を踊り終わり、タツヤたちは舞台袖にはけて、ひとり旅立った瞬間ですね。
終わりが始まり。
コウイチが天国から戻ってきて(?)3年前のカンパニーの話を聞かせてくれます。
本編と同じ、オーナーの劇場での千穐楽のショー。
3年前と現在(Eternal)が交差しながら進み、どちらの時間軸なのかわからなくなることもありました。

オフでの千穐楽では、コウイチがやりたいことをオーナーがやらせてくれて、小さいとか大きいとか関係なく、天井からの登場や車を使ったイリュージョンもあり大好評でした。
コウイチは、天井からは登場しないし、車のイリュージョンは映像です。
コウイチがいなくなった世界だから、彼だけのショーはほとんどない。
コロナ禍で、客席の上を飛べないからこそ生まれた流れですね。

現在(Eternal)も、やってるのかな、このショー?
NEW HORIZONの手をたたく振り付けを、タツヤは「がらじゃない」と言ってたと、コウイチはわたしたちに教えてくれます。
楽しそうに手をたたいてたと思うけど?
シャイってことですよね。

千穐楽の楽屋で「シェークスピアの芝居をやろうと思って」とコウイチがいうと、タツヤは、全力で反対します。
アンサンブルの方たちの心の声も響いてきます。
「またオーディション受けなきゃ」などなど
千穐楽後の和やかな雰囲気をぶち壊してますよね。コウイチっていやなヤツ(笑)

このダンサーさんのセリフも、コロナだから生まれたとも言えますね。舞台に立ち続けることのタイヘンさが伝わってきました。

コウイチがいつものように屋上にたそがれに行き、リカが追いかける。
ネックレスを渡して、思い(この思いが不明確だけど)を伝えるために。
タツヤも、リカへのプレゼントを用意していました。
リカの目に、タツヤや入ってなくて、渡そうとした時には、リカは、もういないんだけどね。

オーナーに、娘のリカとのことを問われたタツヤは、ごまかし、この場から逃れるために言い訳します。
テラ、ショウ、タイガ、ミナトとサイクリングに行くようです。
足がちぎれるまで、こぐらしい。。。
この言い訳、上田くんが、毎回、考えてるのかな?

屋上のシーンの時間軸がわかりにくいんだよね。3年前なのか、今なのか。
リカは、コウイチがいなくなってからもずっと、終演後は、屋上に上っていたようです。
3年前、不安な気持ちをコウイチにぶつけてしまい、現実になってしまったことに囚われているのかな。

タツヤは「自転車のサドルが、ブロッコリーに変わってた」とジョークを言いますが、あれ、これ、3年前の話じゃなかったの?
コウイチ(人ではない)が見守っていました。

ブロードウェーの大劇場に行くことになり、盛り上がるタツヤたち。
あまり乗り気でなさそうなコウイチ。
タツヤは、かなり乗り気ですよね。
コウイチが次の演目に考えているシェイクスピア劇は、自分のやりたいこととは違っていたから。
それに、もっと俺が光をあびれば、認めてもらえる。チャンスだ!と。

タツヤは不満に思っていました。
「コウイチは、おれのやりたいことをやらせてくれない」
年齢も芸歴も、コウイチが少し上でしょう。
子どもの頃から、遊ぶ暇も惜しんで、ダンスを続けてきました。
コウイチは、タツヤのことを誰よりも見てきたから、タツヤが1番輝く見せ方も考えてのポジショニングしてたんじゃないかな。

オンでのショーも振り返ります。
タツヤのソロは、NEW HOLIZONの進化系にも見えました。
最初は「あんなヤツ、入れなくても」と言ってましたが、ショーを盛り上げるために共演したいと思い直せる柔軟性も持っています。
観客を盛り上げるために、自分も楽しむし、マツも後輩たちも楽しませる。
タツヤのソロ、好きですね。

SOLITARY。コウイチの登場の時の靴音って、あんなに高く、冷たい音でしたっけ。
3年前を振り返ってるって知ってるからかな。悲劇の幕開けに聞こえる。
タツヤが衣装も着られず、出られなかったけど、コウイチ自身がタツヤの役をやる以外に、なにか方法があった気がしてならないんだよね。
「毎日、毎日、アイディア出して、みんな、おまえについていけなくなってるんだよ」
その言葉を裏付けるように、Eternalでは、フォーメーションが変わってましたね。コロナ禍でのチェンジなんだろうけど。
タツヤは、ついていけませんでした。スタッフさんも。
コウイチ自身も、対応できなかった。タツヤを待つパフォーマンスだってできたはず。。。

ラストへ。ひとり奮闘するコウイチを囲むように、敵たちがXを描いて踊るところは、人が少ないなって思ったけど、物足らなさは感じませんでした。
タツヤが出られていたら、どうだっただろう。コウイチとも踊ったよね。見たいなSOLITARY完全形。

SOLITARYが終わった後の幕間、メンバーが心配や怒りを聞かせてくれます。
コーイチとタツヤだけじゃない。みんなの心がばらばら。ひとつになれば叶うかもしれない夢も、はなれてく。
タツヤが、シャツを着られないままで語るのが、そんなことにかまっていられないほど悔しく、苦しく、考えを巡らせていたってことよね。
ここは、またの機会に書きたいな。

Don’t Look Back
気持ちに雨を降らせるこの歌の、元歌を知らない方が増えてきたかもしれないよね。
コウイチの歌詞には光を感じるけど、タツヤが歌うのは絶望。おもしろいです。

Japanesque ショー。立つなと言われたけれど、思いついた最悪なシナリオを実行するため、タツヤはステージに立ちます。
どうする? 実力は拮抗してるのに、コウイチに勝てない。
じょ、これならどうだ? 
この時のタツヤは、子どもの頃に戻っていたかもしれませんね。

太鼓以外の音が消える。タツヤの心の中に迷い込んだかのような殺陣。鼓動、まさにそんな響き。
Eternal になる前に、殺陣は、わりやすく、よりメッセージ性の強いものに変わりました。
そこにプラス、スローモーションのような動きと、うすい幕を使って、過去のショーと現在をわけ、人数を減らしたことを感じさせず、より効果的に見せていると思いました。

ハッピーエンドだというJapanesqueだけど。
それを明かさないなら、捕らえられた姫も、リカが演じる必要がないよなー。
そう言えば。登場の時、姫を殴らなくなったよね。
これって、リカへの思いを打ち出すため?

階段落ちを映像で効果的に見せてくれます。
映画と同じ映像かな
タツヤは、コウイチを刺してしまった感触と、吹き出す血も表情も忘れられないだろうし、テラも確認せずにほんものの刀をわたしてしまったことを悔やみ続けます。
Eternal の物語の主役は、このふたりなのでは?

リカは、本編で、進まなくてはいけない、自分のSMGOをつかんでいるので、Eternalでの物語性にとぼしい気がしました。
ヒロインは、テラでいいのでは?(書き方、おかしいけど)じゃなきゃ、びばりーで。

最後のショーに、コウイチはいたよね?
リカの思いは、わたしの願いでもあります。
Eternalのオープニングの「夜の海」の終わりまではいた……。

白い服を着て、カンパニーが集まります。
この日も、タツヤは遅れてくるのですが、白いスーツを着て、大きな百合?の花束を抱えてやってきます。
コウイチのお墓参りに来たようでふ。あの日から、3年、かかったんだね、タツヤ。
事故の取調べもあったかもしれない。
コウイチのいないステージに立つのが怖かったかもしれない。
それでも、オーナーがいてくれたから、立ち直ることができた。きっかけをもらえた。タツヤは感謝します。

コウイチ最期のショーでは、命の色のリボンフライングがあります。
1番、光一さんらしくて、大好きなフライングです。
夢幻で、コウイチは、タツヤに、カンパニーのみんなに、コウイチの全てを見せようとします。
だから、ラダーフライングはありません。
この演目は大好きだけど、観客と劇中の人たちの幻だったと言われたら、なっとくできるから。

ラダーがないから、リカはタイヘン。
夢幻の衣装に、白い打ち掛けをはおって、日本舞踊へ。
コウイチが考えた、タツヤらしさを発揮できるショー。
日本人のカンパニーが、ブロードウェイで生き残っていくためには、和の演目を入れる。コウイチがたどり着いた最高のカタチを、いつかタツヤが乗り越えていく未来が見えた気がしました。

リカは、わかってたんだね。
「コウイチに振り向いてもらいたかったんでしょう?」
リカが振り向いてくれれば、コウイチも認めてくれるはず。
そんな思いも、リカは気づいていたんだね。
ライバルだね、コウイチの隣を争うライバル。

リカは、もっと強く、ここを打ち出した方がいい気がします。
暗い予言のような不安、コウイチにぶつけるんじゃなくて。
観劇の後、映画を見てしまったので、かなり混ざってますね、感想も。

記事をわけて、もっと書きたいと思います。
だらだらと長い感想に、最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。

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