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zoom RSS ふたりの騎士の話が始まる プレビュー2日めを観てきました。

<<   作成日時 : 2018/07/28 12:57  

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2018年7月27日(金)帝国劇場で、KNIGHTS’TALE 騎士物語が初日を迎 えました。
A NEW MUSICAL
新しいミュージカルの幕が上がりましたね。
おめでとうございます!
初日の幕が上がったことが嬉しくて「おめでとう!」と叫びながら、26日のプレビューを見てきた感想を、少しだけ残そうと思います。
物語のネタバレにふれているかと思います。良かったら、ぜひどうぞ。

帝国劇場正面で、アーサイトとパラモン、ふたりの騎士がお出迎えしてくれます。
おふたりのたたずまいを拝見して、背筋ばのびました。
騎士がいる。ふたり......
髪をのばしていらっしゃった光一さん。つけ毛で、背中より長い髪をなびかせ?振り乱し?殺陣をするのかと思うと、それだけでいっぱいいっぱいに。
アーサイトさまの眼差しは鋭く、りんとしています。
太陽と月のような、対照的に見えるおふたり。
パラモンさまは、すらりと背が高く、涼やかな感じです。

以前、雑誌のインタビューで、八百屋の話をされていましたよね。
その時にハジメテ知った舞台用語ですが、傾斜のある舞台のこと。
この日のお席は、前方のサイドだったため、舞台が斜めになってる感じがよくわからなかったので、X列から見てみました。
暗い森の中のような場所です。
これといった大きな仕掛けもありません。

帝劇の鐘が鳴り響きました。開演です。
席についた時から、ドラムなどの楽器が鳴り響いていました。
遠くから見た時には、枯れ木で縁取られているかのように見えたセットですが、パンフを拝見すると、巣をイメージしたセットだそうですが、目隠しにもなり、ななめの舞台にもなり、高台にもなるものでした。

そのセットの向こう側に、人がわらわらと集まりだして。
登場人物、多いのかな?
そんなふうに思いながら、開演を待ちました。

騎士たち? 民衆? 騎士物語の世界に生きる者たちが、舞台上に続々と現れ、騎士物語の解説と言うか、世界へ誘うための歌が歌われます。
壮大で、明るい音楽で、にぎやかに奏でられる音を聞いて、不思議な気持ちになりました。
あれっ、騎士物語って悲劇じゃないの? 間違ってた?
明るい方へ。そんなイメージがする力のある歌でした。

戦闘シーンでは、アーサイトもパラモンも、見失ってしまいます。
光一さんの声も見失ってる。
三味線の音にとらわれましたから。
戦いを鼓舞するような響きでした。
枯れ木を思わせるセット、かなり傾斜のある位置に立って、両足を前後に開き、ふんばるようなかっこうで弾いていらっしゃいました!
女性の奏者のはずですが、力強くて、一瞬でとりこに。

光一さんは、わたしが今まで聞いたことのない発声法で、ミュージカルの(なんていうかわからないけど)声で歌ってらっしゃったのかな。
知らない声だから、容易に見失ってしまったのかも。
すいません。光一さんファン歴短いので(苦笑)

戦いでは、流血シーンも印象的でした。
切られた騎士?兵士?が、赤いリボンを舞わせるのです。そして、倒れる。
吹き出す血。そのものでした。美しかったです。
人を狂わすんだろうな、この赤が......って思ったかな。

アーサイトとパラモンの軍は、戦いに敗れ、ふたりは捕虜に。
ふたりが囚われたのは高い塔の上。巣を模したセットの上に立って、下を見下ろすふたり。
すごいな、このセット。
見下ろす先には、美しい姫。名前も、だれかもからないけれど、高貴で美しく、ふたりは同時に、心奪われました。
でも、そうなのかな? またまた疑問が胸に。
ふたりは、争うように、先に俺が見つけたとか、言い争うのですが、子犬がじゃれてるように見えちゃって。
争うことが、自分を相手を高めること? そんなふうに競い合って生きてきたから、それ以外の接し方がわからないような、そんなふたりに見えました。

牢番の娘が、パラモンに恋をします。
ふたりのうちどっちを好きになったのか?アーサイトか?と聞いてくる父に、小さい方じゃないとかなんとか身長ネタを話す、会場から笑いが。もれなくてるひも。

家族から保釈金が出たとかで、釈放されるアーサイト。
自由の身となったけど、それは、国から追放で。恋しいエミーリアの元から去ることを意味していました。
なんでアーサイトだけに保釈金?って思っちゃったけど。
去り際、アーサイトはエミーリアの名前を知るんだよね。危険なにおいがしました。

ダンスが得意なアーサイトは、エミーリアのお誕生日祝いの場に招かれているという旅芸人の一座に潜り込みます。
エミーリアはダンスが好きで、自分も踊る。アーサイトとは踊りの波長があったようで、1番の踊り手にアーサイトを選びました。
エミーリアは、彼がアーサイトだと気付いて? なぜ……名前を変えて、追放された地に戻ったのか疑問に思う。
このエミーリアの気持ちの動きは、後半への伏線かな。
エミーリアの踊りは可憐だったなぁ。羽がはえてるみたいで。

牢番の娘の手引きで、牢から抜け出したパラモンは、森をさまよい歩き、森の中で、アーサイトとパラモンが再会するところで、1幕は終わりです。

森がいろいろ出てきます。どの森だったかうる覚えだけど、たぶん、ダイアナの森かな? 牡鹿役の方がステキでした。しなる背中が美しかったです。きれいな牝鹿を引き連れてました。

神々の話がたくさん出てきます。
大切な友=牢番の娘と、再会をはたし、喜ぶエミーリア。
水仙の話を、牢番の娘にするエミーリア。湖に映る自分に恋し、湖に落ちて命を失う美しい青年ナルキッソスの神話です。ナルキッソスは水仙の花に化身します。
ナルキッソスの話を始めたのが、唐突に感じました。湖に、友という鏡に映った自分自身に恋してたのは、アーサイトであり、パラモンだと言いたかったのかな?

井上芳雄さんは、きれいな声ですよね。どこまでも遠くへ届きそう。
光一さんと芳雄さんが歌う時、パートのせいもあるかもしれませんが、光一さんの声が低く響き、芳雄さんの声の呪縛から解かれ、はずれる(音をはずすという意味じゃないです)と、なんか嬉しくなったかも。

これは、わざとだったのか、演出か
アーサイトとパラモンが対峙する時、光一さんは、あごをあげてた。

男性は、騎士たちだけでなく、みな争いごとが好きだという描かれ方をしています。宿敵がまたとない友♪宿敵に仕立て上げたいとも響いたけどね、この歌も。
セリフ回しも、ミュージカルになれていないわたしには、おもしろかったです。最後に”いとこよ”とか、君に話してるんだよ〜と念を押すように話すとことか。

セリフだけではなく、馬に乗るシーンも、戦いのシーンも、想像して見られる脳を持ちあわせてないてるひでしたが、違和感なく受け入れられました。

どちらがエミーリアを妻とするか。ふたりは決闘をします。
敗れた方に贈られるのは死。
牢にいたアーサイトとパラモンにとって、エミーリアは外の世界への憧れ、象徴だったと思います。ふたりは、争うことにより、生きる気力のようなものをつないでいたのでしょう。
1度別れ、外の世界で再会した時から、ふたりの思いは少しずつ変わっていった。そして。

それぞれに味方を7人ずつ探して、決闘の場に立つふたり。
敵となったもの達も、かつてまたとない同胞だった人たち。
殺陣は、和の要素が強く、おもしろかったです、もっと見たかった。
決闘と言うのとは、少し違う感じもしましたが。

アーサイト、パラモン、エミーリア、牢番の娘。
エミーリアが1番大切に思っていたのは、牢番の娘のような気がしてなりませんでした。自分自身のために命をかけるふたりに戸惑いがないわけは、もちろんないでしょうし。
1番、自分らしさをつらぬいたのは牢番の娘かな。

たくさんわらいました。わらってない方もいて、ここ、わらっちゃアカンのかな〜と思った場面もあったけど。
プレビュー公演を観る前、思い描いていた物語と、帝劇で始まった騎士物語は、かなり違っていました。
勝手に「アーサイトはこうなるかな?」と予想し、どう演じるのかな?と楽しみにしていた流れは、もちろん全く別の結末におちついたわけです。
その違いも快感でした。残念だけど嬉しかった。

観客が入って、はじめて舞台は完成すると言いますが。
完成させるために、歌が間に合わなくても、プレビューの幕は上がりました。そして、初日へ。
騎士物語は、わたしの物語。観た人ひとりひとりの、きみの物語。
初日の幕も、無事下りました。今日(7月28日)も、台風接近の心配もありますが、無事幕が上がり、みなさまが観劇できますように。

カーテンコールにジョンとポールも登壇した話とか、もう少し感想とか、気が向いたら、書くかもしれません。てるひが覚えておきたいだけのメモに、最後までおつきだいくださり、どうもありがとうございました。

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