涙を黄色に染めるのは…映画「黄色い涙」

涙は心のアセ。なんだろ…か。
喜怒哀楽でヒートアップしすぎた心を冷やして、壊れないようにする為に。
涙を流すたびに強くなり、いつしか…泣かないおとなになる。
涙が出るのは、幸せな事なのかもしれないね、それが何色でも。
嵐の五人出演の画「黄色い涙」を見てきました。
一言。なぜこの映画を作ったの?わかんなかった…

東京オリンピックを来年に控えた、昭和38年の晩春。東京、阿佐ヶ谷。
漫画家を目指す若者(ニノ)のアパートに、画家(おーのくん)、
小説家(櫻井くん)、歌手(相葉くん)を目指す三人が転がり込んできます。
すいません。役名を忘れちゃったので、本名で書いちゃいます。

未来の芸術家が集うサロンだ…とか
目指す芸術以外の仕事をするのは、堕落…だとか
言う事だけは大きいのですが、
見てると、かなりイタイ。特に小説家志望の櫻井くん。
書く…と言い続け、いつまでも書かない。書けない…誰かとおんなじ。

4人が仲良くなるきっかけが、ちょっとぶっ飛んでいて。
東京の病院に入院したがらない、ニノのお母さんを、安心させる為に
三人に、偽インターンを演じてもらったこと。
駅員さんも騙し、下車駅に救急車を呼んじゃったり。めちゃくちゃ。
古き良き時代と言えば言えるのかな

ニノは、漫画家として、仕事ができていました。
書きたくないジャンルのものを描いていた…とは言うものの。
ある日。お金に困り、以前アシスタントをしていた売れっ子漫画家の
臨時アシスタントをする事に。
何日間も、缶詰状態、不眠不休で仕事に没頭します。
その間、残された三人は、相変わらず。食うに困り、洋服まで質入れする有様。

明るい事件もありました。おーちゃんの油絵が売れたのです!
その金で、豪遊しまくる3人。
そこへ、ニノが戻ってきて、生活を立て直そうと提案。
夏の間、規則正しく、つましく暮らし、それぞれの芸術に没頭しようと。

松本さんだけは、勤労青年、地に足がついた役でした。
でも。なんかね。この映画の絵からは、浮いてるんだよなぁ。
相葉ちゃんの歌のファンで、何かと4人をサボートしてくれるんだけど、
不思議な対比の構造?

おーちゃんの絵を見た、女性が、彼と結婚して、サポートしていきたい
そう申し出て、おーのくん、すっかりその気になるのですが…
その女性は、しょぼくれてる男性を見つけては、結婚したいとプロポーズする
心に傷をおったひとでした。
ショックを受けたおーのくん。泣き面に蜂?
以前。売れた…と喜んだ油絵は、質入れされていたのでした。
おーのくんは、遺書を書くと机にむかう。。。

ニノは、メッセージ性の強い児童漫画をかきあげ、
出版社に持ち込みをしますが、預かれないと、突き返されます。
売れるもの(暴力的で、刹那的で、快楽志向の)を書け・・・と。
自棄酒を飲み、3人に出て行ってもらおうと心に決めて戻ってくると
待ち受けていた3人に、母の危篤を知らされます。

おーのくんが書いたのは、夢を追いかけた夏を葬った遺書でした。
帰省する電車の中で、ニノは、その遺書を読むのです。
ニノがアパートに戻ってくると、3人は出て行った後でした。
自分の才能に見切りをつけて、生きるために働く道を選んだのでした。

夏の終わり。夢が終る。
夢を追いかける男のひとは、ある日、突然、夢をあきらめる。潔く。。。
誰かがそんなことを言っていました。そうですか?
この映画。なにが言いたかったんだろ?
夢があるから、輝ける…そんなことなのかな。
青春。そんなちょっぴりセピアな言葉を思い出させたいのかなぁ

夢。叶えられなかったら、いつか放り出さなきゃいけない…の?
この映画。そんなこと言いたかった訳じゃないと思うけど。
でも。そう見ちゃった。

ニノだけは、漫画家を描くことを続けます。
他の3人は、それぞれ勤人になって、それまでと全く違う世界に生きる事になる。
松本さんは、むかし、相葉くんのカノジョだったコと結婚する。
1番普通で、着実なのに、現実感がないんだよなぁ。松本さんに(笑)

この映画。なんか消化不良おこしてる。
なんで。涙は黄色なんだ?紫じゃ、なんでだめなんだ?
わかりませんでした。

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