あなたはなめますか?才能球

自分が好きなことと、得意なことって必ずしも同じじゃない。
同じじゃない事がほとんどかもしれません。
ひとは自分がやれる事ではなくて、やりたい事をやりたがる生物。
自分ができることは簡単なことだと思いがちで、
自分が好きだと思うこと、やりたいと思うことに挑みたがる。
そのひとが得意なことを、みんなができるわけじゃないのに。
才能玉「世にも奇妙な物語 春の特別編」 櫻井翔

櫻井くんが演じるのは、歌とギターが大好きで、
バンドの世界で、のし上がってやろうと思ってるフリーター真和の役です。
作る歌はよれよれだし、音楽の才能はまるでなし
オーディションにも落ちまくり「才能ないよ」と言われまくり
メンバーがバンドを解散しようと言い出します。

真和は、なめるだけで、眠っている才能を呼び覚ます
・・・才能玉という飴があることを知ります。
才能は。それに気づき、磨かなければ光らないって、てるひは思うのですが、
この才能球をなめると、一気に才能が開花するんですよ。
でも。自分にどんな才能があるのか・・・は、花開いてみないとわからない。
真和は、もちろん、音楽の才能が眠っていると信じて疑いません。

最初に口にした青い才能球で開花したのは、絵の才能でした。
描いた絵を画廊に絵を持ち込むと、現代では売れない・・・と言われてしまいます。
すばらしい絵だけれど、100年早すぎると。
いつの世も、芸術家ってそんなもんじゃないでしょうか?
才能が先をいき、時代がついてくる感じ?

次に開花した才能は、サッカー・・・のでした。
公園(上野の不忍池近くの公園っぽかったけど、どこだろ?情報お待ちしてます)で
足元に転がってきたサッカーボールを、華麗にリフティングしてみせます。
偶然居合わせた、プロサッカーチームの監督の目にとまりますが
あっという間に、自由契約選手になってしまいます。
そう。パスもセンタリングもシュートもできない。
リフティングのみの才能だったのです。

手元に残った才能球は、赤い玉ひとつだけ。
これこそが音楽の才能だと信じて口にしますが、
声に艶も出てこないし、ギターの腕も前のまんま・・・
でも。才能は確実に花開きました、それは。。。

同棲中の彼女のおやつを食べてしまった真和は、
それをペットの仕業に見せかけることに成功します。
彼女を見ていると、殺してしまたいとの欲望がむらむらと沸き起こります。
どうしたら、事故に見せかけて殺せるか…そのロジックが頭に浮かぶ。
そう。最後に残った才能は、完全犯罪を考え付く才能でした。

現金輸送車を襲う方法など、いろいろな完全犯罪を思いつきますが、
ぎりぎりのところで、実行を思いとどまります。
この才能を使えば、大金は手に入るかもしれないけど、犯罪者になってしまう。
才能。持っていても、使えなければ、宝のもちぐされ。。。

ある夜、女性の転落死体が見つかります。
翔く・・・ん、とうとう犯罪に手を染めちゃったのぉ?(てるひ、心の叫び)
どう考えても、マンションのベランダから落ちた事故死に見えます。
そう結論を出そうとしたところに、敏腕刑事が登場して、
女性の死が事故ではなく、巧妙に仕組まれた殺人であると見破ります。
この刑事こそ、真和でした。
完全犯罪を思いつく、犯罪の才能を逆手に取って、犯人の心理を読み
犯罪のトリックを解く。
う・・・ン。犯罪って蜜の味だよね。いつか実行したくなるンだろうなぁ
などと思いつつ、うまくまとめましたね。

この話にはおまけがありました。
恋人(妻)も才能球をなめたらしく・・・なんと、音楽の才能が開花して
ミュージシャンとして成功していたのです。
好きこそものの上手じゃない? そうかもしれないね、でも。
あたし(笑)は、好きって気持ちは、才能を磨く大いなる道具だと思ってるけどね。

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