ほしい?明日への指針『仮面ライダー響鬼 明日への指針』

明日への指針。探しているのは、夢少年だけじゃないと思う。
わたしも意志が弱い人間なので、いつも迷い、悩んでいる。
誰かに明日を、指し示してほしい。
明日の自分を見つけるために指針がほしいと思う時もある。

 2005
作 稲元 おさむ 原作 石ノ森章太郎 ソノラマ文庫

題名の通り、TV・仮面ライダー響鬼のノベライズ本。
TV版の1話。高校受験を控えた明日夢が、ブラスバンドと偏差値。
どちらで志望校を決めるか・・・迷っていた頃から物語は始まる。
屋久島行きのフェリーで、不思議な魅力の男の人、ヒビキと出会うまでの
明日夢の気持ちの揺れも、ていねいに書かれている。
世の中に偶然な出来事はなく、運命は決まっている。

出会うべくして出会った、ヒビキと明日夢。
迷える少年にしては、強引な面もあって、縄文杉を見るコースを歩こうとしたり
ま。そうしないと、ヒビキさんに再会もできないし、
魔化魍にも遭遇できないのですが・・・
ヒビキさんにコンパスをもらってからは、この人こそ僕のコンパスと思い込んだのか
しつこいほどに探しまわったりするあたりも、読んでいてなつかしく思った。

イブキくんに、ヒビキさんの弟子だと勘違いされて、
魔化魍退治の現場に連れて行かれるくだり。
わたしにとっては、印象的なシーン。
送ると言われるが、自分の足で、家に帰ると主張し、実行した少年。
ひとつ階段を上ったンだなぁ・・・と思った。

そして。晴れて高校に入学した暁には、猛士の仲間入りか?
・・・と思ったが、そうはならず、今に至ってるわけだけど。
1年の長丁場の物語だから、路線変更は、いたしかない・・・かな。

響鬼さんの名言集。心に残ったお言葉。
一つ言えるとすれば、まずは自分を信じること。
それが、自分が自分らしくあるための第一歩なんじゃないかな。

相方の名(?)迷言集。
始まりを始めてみる。
始めてみなければ、何も変わらない。始まらない。
始める前に、うだうだ迷ってもしかたがない。

はじめてみれば、楽しいかもしれない。よどみなく流れるかもしれない。
自分を信じよう。誰にも信じてもらえなくても。
そして、始まりをハジメテみようかな?
そう。自分らしくあるために。

仮面ライダー響鬼―明日への指針

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