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zoom RSS DAY ZERO 2018年てるひ演劇大賞(笑)

<<   作成日時 : 2018/12/04 11:30  

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2018年もあと1か月ほどで終わり。
懺悔(ヲタごと総括)記事は、大みそかにアップするとして。今年、1番、心が揺さぶられたミュージカル『DAY ZERO』について、書いておこうと思います。
余命宣告よりも複雑と言える「その日」の告知を受けたら、わたしなら、どうするだろう。。。
設定は未来のアメリカですが、今に置きかえ、考えさせられた舞台でした。
6月21日、DDD 青山クロスシアター 昼公演観劇。

ふぉ〜ゆ〜の福田悠太くんのはじめての座長公演、しかも、初めての舞台化作品です。同名の映画が原作。
青山クロスシアターは2度めですが、客席通路や観客を巻きこめるおもしろい箱です。
観劇前、ネタバレは探しませんでした。今、こっそりおじゃましている(ミューヲタと自称されている方)のblog記事だけは拝読しました。
余談ですが、その方とてるひの観劇がかぶったのは、あとは『ナイツ・テイル』のみでした。
来年は、おそらくゼロ?(笑)

未来のアメリカは、徴兵制度が復活していました。
主人公は30歳をすぎた、幼なじみの3人の男性です。
福田くんは、弁護士の役で、奥さんもいます。しかも、奥さんはがんを患っていたんだよね。寛解したようですが。
つまりエリート。スーツ姿がカッコよかったです。

この日、センターブロックの通路際のお席でした。
タクシードライバー役の上口耕平さんが、真横を歩いていきました。その一瞬に、恋に落ちたと言っても過言じゃないね。すてきでした。
少年院に入っていた過去を持つ、友だち思いの熱い男でした。
もうひとりが、内藤大希さん演じる小説家。すごい小説を1本書いたケド、そのあとは鳴かず飛ばず。ひ弱な感じで、なぜ徴兵されたかさえ疑問。

ギターが物語に寄り添います。弦だけ。しかもアコギ。
ニューヨークの街に流れるノイズ?不協和音? 
物語は、30歳過ぎたし、もう徴兵されないだろうと思っていた3人に赤紙が届いた日、DAY21から始まります。
入隊までの3週間をどう過ごすのか。

一見、接点のないような3人ですが、ほれた弱みかな。タクシードライバー中心に回ってるように感じました。
ろくでもない父親と、病気の母。父を刺しちゃうんだったよな、確か。
それで、少年院に入ること。
ひとを刺してしまった感覚が忘れられない。
そんな彼に、戦場で人を殺せるのか?

小説家は、ほんとうにひ弱な感じで。子どもの頃から、ピンチになると、タクシードライバーが現れて、助けてくれていた。ヒーローのような存在。
彼が少年院にいた時に、彼の病床の母を金銭的にもささえていった。
でも、そのことで、自分の家は崩壊するんだよね。複雑。

弁護士はハーバード大卒業で、親も政財界に顔がきくようで、戦争に行かなくてもいい道はないか、表で裏で画策します。
ゲイバーに行って、ゲイのふりもする。
男らしくないって思っちゃったけど、守るものが多いからと解釈。

DAY ZEROが近づくと、3人は、過去の懺悔をしたり、やり残した事をしようとしたり、新しい輝きを見つけようとする。

弁護士は、友だちの妹である少女を心身ともに傷つけたことがあった。自分は実行犯ではないものの、逃げ出したことが、大きな傷となっていた。
その女性にあやまりに行く。なんと身勝手なと思った。女性は、幸せな結婚をしていた。
でも、後日、それは嘘であることを、彼は女性本人から知らされることになる。
罪が許される日は来ないのか? つらいシーンでした。
人は弱い。わたしもそうだが。

小説家は、唯一のヒット作が、オリジナルではない、盗作といえるか微妙だが、そのことを悩み続けていた。だから、次の作品は書けないと。
あぶない目にあいそうになり、タクシードライバーに助けを求め、救われる。
そこで、彼に「戦場に、俺はいない」と言われ、絶望する。
タクシードライバーは、彼に強くなってもらいたかったようですが。。。
小説家の弱さ、いちばんシンクロできたかな。

タクシードライバーは、戦争で兄を亡くした女性と恋仲になるが、赤紙が来ていることを言い出せないでいました。

そして、その日。
弁護士のもとに、父から兵役免除となったとの電話が入る。
小説家は、戦争に行くことを受け入れられず、命をを断つ。
タクシードライバーは、歩き出す。

考えさせられました。いっぱい、いっぱい。
ぎりぎりに追い込まれたら、なにをしてもいいのか?
気持ちの掛け違い。伝わらないことば。
最後に決めるのは、自分自身だということか。
人は、なにかをつかむためには、なにかを犠牲にしたり、手放したりしなくてはならない。

ひとり何役もをこなしていた西川大貴さんも、すごかったです。
ゲイに見えたし、まさにカウンセラーだった。
てるひ的ベストアクターです。

この世から戦争はなくさなくてはなりません。
人が人で無くなる。命も人間性も根こそぎ奪い去るのですから。
重い話ですが、立ち止まり、考えた舞台でした。
今年、昨日までに、8つの舞台を見ました。その中で、この舞台が、1番見て良かったと思った舞台です。
もう一度見る機会があったら、もう少し弁護士に寄り添いかな。

弁護士は、戦争に行ったと、てるひにはうつりましたが、行かなかったのかな。
どちらととるかも、オーディエンス次第でしょうか。
行ってないんだろな、たぶん(笑)

福田くん、歌うまいですね。
舞台映えしますし。
次回の外部の舞台も期待しています。

半年近く前の記憶を掘り起こしながら書いたので、間違ってることもあるかと思います。
そんな感想日記に、最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。

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