謎は謎のまま…が美しい 映画『源氏物語 千年の謎』

謎。あかされてしまえば、な~んだと、つまらなく思う事がほとんどだったり。
今さら、それを謎だ、新事実だと言うの?…と興ざめする事が多かったり。
千年の謎…誰もあかせなかった謎があるなら~と
映画『源氏物語 千年の謎』初日舞台挨拶付上映を見てきました。
初回じゃなく2回めです。舞台挨拶中心に、感想を書いてみます。
ネタバレにふれないように書く力量がありませんが、良かったら、ぜひ。

生田斗真くんが光源氏役?その話が飛び込んできたのは、いつだっけ…
舞台挨拶で、監督が、2年の付き合いと言ってたので、その位前なのかな。
映画のキャストを見て。1番、え?…と思ったのが、
紫の上の名前がなくて、若紫さえなかったこと。
配役では、芦名星さんの夕顔、多部未華子さんの葵に、首傾げたかな。

舞台挨拶の進行は、TBSの加藤シルビアアナ。
舞台映えする人だな~と思いました。

舞台下手側から、監督を先頭に、窪塚洋介さん、田中麗奈さん、東山さん、
生田くん、中谷美紀さん、真木よう子さん、多部未華子さん、芦名星さんの
順番に登場しました。

東山さんは、光沢のあるグレーのスーツでした。
生田くんは、黒っぽいジャケットに黒系ボトム。
ふたりとも、すらりとしていてカッコ良かったです。

はじめに、みなさんのご挨拶。生田くんから…
ほとんどの方が、優等生的な発言をしていたのですが、
その中で、心に残った人を順不同に書いてみます。

窪塚さんの「桐壺をやるはずだった…」発言。
更衣ですか?…と聞きたくなったけど、生田くんと…想像したくないな。
2回めの公演だったので、映画を見る前の舞台挨拶でしたが
窪塚さんは、かなりネタバレにふれる事を言ってましたね。
わたしの席の近くにスタッフさんがいたんだけど、
「その話はしてもいいの?」的な確認を取ってたくらい…

窪塚さんは、藤原道長の友人、安倍晴明役だったのですが、友人???
道長と同時代を生きた陰陽師で、信を得ていた…との記述はあるけど
晴明の方が、かなり年上のはずだけどなぁ。。。
ま、そんな歴史上の事実は、映画には関係ないので、おいといて。

『源氏物語 千年の謎』は、紫式部はなぜ源氏物語を書いたのか
…と言う謎に迫る物語…なの?
それって謎でもなんでもないですよね。。。
原作は読んでいないのでわからないけど、映画の構成は
源氏物語の世界と、紫式部、藤原道長の世界が描かれていて
その2つの世界を行き来する唯一の存在が、安倍晴明なのだそうで。

窪塚さんから、その話を聞いた時に、物語の世界に入り込んじゃうの?
どんな仕掛けになってるんだろ?
…と興味を持ちましたね。

女優さんでは、田中麗奈さんのお話がおもしろかったかな。
田中麗奈さんは、六条御息所の役なのですが
ご本人は「なんで田中麗奈が御息所なの?…と思われる方が多かったと思いますが…」と言ってらっしゃいました。
年齢的には若い気もしたけど、いいんじゃないかな…と思ったかな。
御息所は、女性は圧倒的に人気のキャラクターですよね。

それから、監督さん。六女御息所は、田中麗奈さんをおいて他にはない
…とおっしゃってましたね。
そして。2年間をともに過ごした生田くんのことを相棒と言っていました。

東山さんは「なんで光源氏役じゃないんだ…」みたいな事を言って
笑いをとってらっしゃいました。後輩に譲ったそうですが…
だいぶ前に、TVで光源氏の若かりし頃の役をやってらっしゃった覚えが…

そして、お約束(笑)映画の登場人物の女性の中で、誰が好きか?
まずは女優さんたちに聞いていました。
なんとなくかぶらないように…の配慮が見え見えでしたが(笑)
六条御息所役の田中麗奈さんが、夕顔をあげたのは興味深かったですね。
夕顔は、なよなよとしたはかなげな女性なんですよね。

葵役の多部未華子さんが、御息所をあげていました。
あんなに強く、ひとりの男性を思えるなんて…みたいなこと言ってたかな。
わたしも、大学時代に、お友だちと同じような話をしましたが
六条御息所は、1番人気でしたね。
多部ちゃん、若いって証拠ね(笑)

多部さんの葵の上役に、ちょっと首かしげたのは、ここなんですけど
生田くんより年下ですよね・・・
葵は光る君よりも年上だからね。
年下の婿殿が、自分を大切にせずに、他の女性といろいろあったりもして
源氏に心を開けない。。。。素直になれないひとなんですよね。
大切に育てられたお姫さまですからね。

学生時代の誰が好き論争では、わたしは、葵と答えていました。

おかしかったのが、芦名星さん。
紫式部と答えているのですが、理由は、中谷美紀さんが好きだから
…だそうで。
中谷美紀さんは、ほんとうに素敵な女優さんですよね。
ご挨拶もお上手でした。
そんな中谷さんは、誰とは選べない…と言っていました。
映画を見終わった直後は、あの質問には、六条御息所と答えてほしかったな
~などと思ったりもしましたが…

同じ質問を男性陣にしたところ、監督は、弘徽殿の女御って言ってたね。
源氏物語の中では、嫌われ役ですよね。
窪塚さんは、当初のオファー(笑)の桐壺って言ってたかな。
で。ボーイズラブとかなんとか言われてたけど。

光源氏役の生田くんは、藤壺。ストレートなお答えですよね。
この映画の中では…みたいな言い方をしてましたが
源氏物語本編でも、光源氏が、1番好きだったのは藤壺だったと
わたしは思います。
紫の上と言う言い方もできるけど、紫は、藤壺の遠戚にあたり
面差しが似ていたと言う事から、源氏に引き取られて
彼の理想の女性に育てられて人ですからね。

その紫の上は、この映画には出てきません。
てるひが演じるなら、このひとだろう…の末摘花も(笑)
映画の内容についても、勝手にツッコミ入れようと思っていましたが
舞台挨拶のことだけでも、こんなにだらだら書いてしまったので
この記事は、ここまで…としたいと思います。

この原作本も読んでみたいけど、また、源氏物語を読み直したくなりました。
今、登場人物で誰が1番好きか…と聞かれたら、紫と答えると思います。

なに書いてるんだかわからなくなってしまった、てるひの感想日記に
ここまでおつきあいくださって、どうもありがとうございました。

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