サブタイトルいらないよね。 ランナウェイ~愛する君のために

このドラマの設定を知った時に、思い出した歌の一節があります。
「世間を憂しとやさしと思へども 飛び立ちかねつ鳥にしあらねば」
身もやせるような厳しい状態にあるけれども、
ここから飛び立ち、逃げる事はできない…鳥ではないのだから。
飛び立つこと、そこから逃げる事に、人は憧れるのかもしれません。
『ランナウェイ~愛する君のために』3話め、4話めの感想のようなものです。

このドラマのこと話したくて、
でも、きっちりレビューしているお友だちのblogに割り込みむのも気が引けて
だったら、ここに書くしかないじゃん…と言うことで
感想もどきと勝手な期待と、これからの予想を、書いておこうと思います。
最終回で「ゼンゼン違ってたよー」と自分自身を笑い飛ばすためにも。

先週末、大阪と京都の回を一気に見ました。
”愛する君のために”は、自己満足でしかありません。
君のためと思ってした事が、真実を歪め、間違った方向へと落ちていった
…と言うことも、少しずつ判明してきましたよね。

わたしは、このドラマを4人いると言うことに着目して見てきました。
4人のそれぞれのキャラと役割がある。
4人いると言うことに意味がなければつまらないな…と思ったのです。
そして、5人めの仲間。

11月10日、大阪編は、空哉とおかんの物語でした。
女手ひとつで、お好み焼き屋を切り盛りして、空哉と妹を育ててきた母は
高額の借金を作った挙句、覚せい剤取締法違反で逮捕され
人の道を踏み外した息子に、きつくあたります。
脱獄までしたんだから、当然と言えば当然ですよね。

自分の借金のために苦しんでいるおかんのために、金を届けたい。
客に踏み倒された売掛金は、雪だるま式に増えていて
空哉が、金を持って行った時には、店も土地も借金の形に取られた後でした。
この金で、店を買い戻してほしいと言う息子の申し出を突っぱねる母。
屋台でお好み焼きを焼くと言うきつい仕事に、体を壊してしまいます。

刑期を終えて戻った息子のために、お好み焼き屋を残したい。
そんな母の本音と、息子の借金は親が払うのは当たり前とだと言う大きさに
うるっとしちゃいました。
室井さん、さすがだなぁと思いました。
上田さんの涙を見て泣けなかったのが、残念。もう少しがんばりましょう。

母は、もちろんお金を受け取りませんでした。
覚せい剤取締法違反は濡れ衣であると母に告げた空哉には、
これ以上、逃げる理由はありませんよね?
でも、母も息子を行かせるんですよね。
ここがわたしには理解できませんでした。

ツイッターで評判を聞きつけたお客さんが、おかんの屋台に押し寄せて
警察の手から4人を逃す結果になった事に笑いました。
ありえへんって思ったけど、痛快でした。
4人には、まだまだ飛び続けてほしいですからね。

17日の京都編は、りゅうと盲目の少女美咲の物語でした。
生きる希望もなく、やくざの舎弟となり、抗争に明け暮れていたりゅうは、
光を失った少女美咲と出会い、まっとうに生きたいと思うようになります。
組をぬける条件として、兄貴分の殺人の肩代わりをすることに…

服役するりゅうを「いつまでも待つ」と言っていた美咲でしたが
まさかの心変わり?ワタシヲワスレテ。
担当医との結婚が決まった…と言うのです。

美咲の目になる事だけが生きる希望だったりゅうは、信じられなくて
誰も知らない場所へ美咲を連れ去りたいと考え、脱獄チームに加わりました。
すいません。わたしにも、美咲がなぜ心変わりしたのかわかりませんでした。
近くにいて、やさしくしてくれれば、誰でもいいの?
りゅうは、美咲との生活のために、無実の罪を着ることになったのに。

この医者と言う男性がうさんくさく思えちゃうのは、
てるひが塚本くん好きだからなのかな(笑)
美咲と言う少女は純粋で、きれいな心の持ち主だと思います。
でも、なんかひっかかるんだよね。。。

りゅうは、親のように思っていた組長さんに駒にされただけでした。
全てを失ってしまった?
アタルとサクラの協力で、美咲と話をする機会を持てたけど、
りゅうを追いかける組関係者とアタルたちを追う警察がなだれ込んできて
やくざさんたち、捕まっちゃうんだよね。

空哉が着せられた覚せい剤所持の濡れ衣と、りゅうのいた組と、
バイク便の仕事(かなりヤバめの…)をしていて濡れ衣を着せられた瞬。
この3つの点は、3人はつながってますよね。
アタルが恋人由紀の身代わりとなった警官殺し。
この事件には、新犯人がいるようですが、なにか大きな闇の組織の存在が感じられますよね。それは、警察内部に巣食っているようでもあり。。。
この無実の4人が、一緒に脱獄する事になったのは、なにかの糸で
結ばれていたから…でしょうしね。

サクラともつながる糸がある気がします。
アタルを付け狙う男たち、首にやけどのある男…とか
あの中に、サクラのほんとうのパパがいるんじゃないかな…とか。

まだ瞬が「愛する君のために」と思う存在も明らかになっていませんよね。
もしかすると、彼だけが異分子、つまり敵って可能性はあるのかな。

山分けしようといった2億円もの大金ですが、
いくら後ろ暗い、公にはできないお金だとしても、
誰も動いてないのもヘンな気がするしね。

そうそう。空哉もりゅうも、そのお金は使いませんでしたよね。
空哉には、おかんと妹がいるから、お金は必要ないです。
りゅうは?
美咲とのことには、続編があるような気がします。
白無垢姿で、りゅうが指定した待合せ場所にやってきた美咲は、
逃げる事をやめて、やり直してほしいと思っての事だったように思うから。

5,000万円。たぶん…アタルも使わないと思います。
使わなくてすむ。あるいは、使う意味がなくなるんじゃないかな。
瞬は…わからないですね。
情報がなさすぎて、想像できないの。

アタルと由紀の幼馴染のトシオ。
てるひは、最初、警官殺しの真犯人かな…と思っていたのですが
いや、まだその線が消えたわけじゃないけど(笑)
やっぱり卑怯なヤツでしたよね。

第1話の冒頭。東京に戻ってきたアタルはひとりでした。
その時に、死んだ仲間のためにも…そんな事を言っていましたよね。
柳川さんも「もう逃げる必要がない」って言ってたよね?
死んでしまった仲間とは誰なのか…
1番に死に近いのは、りゅうだと思うけど、違う気がします。
絶対にあってほしくないけど、サクラと言う可能性も捨てきれません。
で、千春のドナーになる…とか?(それは、絶対にありえないのですが)

正直、アタルをカッコよく描きすぎな気もしなくはないのですが…
警察に取り囲まれたりゅうを、バイクで救いに行くシーンとか。
ありえへんけど、そんなファンタジー世界にだけ存在できるヒーローを
わたしたちは求めているのかもしれないですよね。

飛び立ちかねつ鳥にしあらねば…
アタルの背中に白い羽根が見えた気がしました。
飛び立ってほしい。逃げてほしい。
この場所から逃げ出す事はできないわたし(視聴者)が望む、まっすぐな性格のヒーロー。
時として、そのまっすぐさゆえに道を間違えることもある…

わたしはわたしなりの楽しみ方で、この作品を見ています。
感想とも言えない、戯言にここまでおつきあいいただき、
どうもありがとうございました。

ドラマ感想文は、気が向いたら、また書くかもしれません。
もうひとつのTBSドラマ(笑)についても、1度は書きたいと思いつつ
実話がもとになってるだけどに、わたしには重すぎて。。。

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