月に架かる虹を探して、海に響くNijiを見つけに 歩いた日記

石巻へ。
special 3days『十人十色』追加公演 仙台。お友だちの代わりに、参加する事が決まった日から、行ってみようと思っていました。
仙台のカメラマンに『Nijiの詩』のミュージッククリップビデオの撮影を依頼。
いくつか撮影なさった作品の中から、剛くんが直感で選び、形になったのが、石巻の海を映したものだったそうで。カメラマンさんの故郷の海だ…とか。
この話は、仙台公演でしたかったんだって。
剛くんから聞いてしまったが故に、石巻行をためらう気持ちが生まれました。
この絵日記は、LIVE感想ではなく、てるひが見てきた仙台、宮城の今です。
興味をもたれた方は、ぜひどうぞ。

mcビデオを撮影した方と、牛タンハンバーグや、しそ入り牛タン餃子を食べた
…って話してたし、夜のメニュー牛タン餃子を食べて帰ろーかな?
ずんだのおやつも食べたいし?
昨日のLIVEで、剛くん見て、お月さん見て跳ねるうさぎ以上に跳ねたので、
まんまと寝坊しちゃったのです…

仙台と石巻を結ぶ仙石線は、松島海岸駅から矢本駅までが、バスによる代行区間になっています。
なんも考えずに、仙石線に飛び乗ると、松島海岸の手前の駅が終点?
石巻はあきらめよう。
塩釜神社にお参りしてから、観光船で、松島を目指すことにしたのです。

かの松尾芭蕉も通った、海の道。
3.11の時には、松島湾の美しい島々が、津波を食い止め、
松島の街や瑞巌寺を守ったのだそうです。
その時に津波で、より小さくなってしまった小島もあっ…とか。
体を張って、街を守ったんですよね。

観光船の案内人さん、おもなお仕事は、飲みものと、海猫の餌売りですが、
松島のガイドと、3.11の被害の話もしてくれました。
船の行く手に、津波に1階部分のガラスが、みんな持ってかれた家や、
潮をかぶって、真っ赤になってしまった松の木も。
「津波を食い止めたと言う事は、島は被害を受けたと言う事です」
松島の島々には、人が住んでいる島も…

松島は被害が多くはなかったけど、隣の東松島市は、仙石線が今だに不通…
船から降りたてるひは、牛タンをあきらめて、JR代行バスに乗ったのでした。
斜めに倒れた電柱、1階の窓やドアが飛ばされた家…
爆撃を受けたかのような状態です。
野蒜駅の近くに、傷ついた家が多く、駅もかなりひどい有り様でした。
衝撃でした。わたしは、なにができるんだろう。
見に来て良かった…
矢本で電車に乗り換えて、石巻へ。

石巻駅は、石ノ森章太郎氏のキャラクターたちが守っていました。
駅から続く商店街にも、あちこちにキャラたちが飾られていて、
漫画ロードと呼ばれているのだそうです。
キャラを見ながら歩くと、北上川の中洲にある、石ノ森漫画館や
旧ハリストス教会に行けますが、もちろん見学はできません。
漫画ロードの商店街は、まだシャッターを閉じたままの店がほとんどだし、
中洲近くの信号も、壊れたままでした。

画像
北上川の中州から、海を見つめて立つ自由の女神像。左わき腹がえぐられています。
女神像の肩越しに見えるのが、石ノ森漫画館。
後方、女神像に隠れてしまっていますが、旧ハリストス教会も、1階部分が流されてしまっていました。

横棒が吹き飛んだガードレール。
12時24分で止まった時計の針。
でも、この街を復興させようとしている人たちがいる。
それを感じる事ができて、行って、良かったと思います。

外海までは、時間がなくて行けませんでしたが、海は穏やかで、きれいな青でした。

虹はかかるものだけど、Niji はかけるもの。
宮城のあちこちで、人がかけたNijiを見た気がします。
そろそろ3daysの幕がおりますね。
さよなら、仙台。千葉に帰ります。
牛タンを食べるのは、次の機会のお楽しみにします。

画像石ノ森漫画館。
仮面ライダーが、身を挺して守り、被害を食い止めようとしたのでしょうか。

たくさんのファンのみなさんも、ボランティア活動を行ったそうです。
仮面ライダー1号本郷猛だった藤岡弘さんも、震災後、館を訪れたそうですね。

石ノ森作品たちと漫画館も、復興の大きな力となるのでしょう。

画像松島のシンボルの島です。

塩釜から松島への観光船に乗っていなかったら、石巻へ行こうとは思わなかったでしょうし、途中の街の今を見る事もできなかったでしょう。
わたしにとって、ものすごく意味のある旅となりました。

9月18日の朝、添付写真の整理と、文章の追記、訂正をいたしました。
ここまでおつきあいくださり、どうもありがとうございました。