祈り 真夏の京都と奈良でささげた…

画像1300年前。飛鳥から平城に都が移されました。
宮建設のために強いられた不当な労役、流れた地、失われた命を
忘れないように。
決して繰り返さないように。
平成の世のわたしたちの祈り。
天に届きますように。

照りつける太陽は、じりじり肌をやき
片栗粉でも混ぜたようなとろんとした空気に、汗が噴き出します。
空気がゆらめいて、頭痛がするほどの暑さ。


20日の午前中に京都駅に降り立った相方とわたしの第一声は
「あつい!」でした。
千葉の暑さとは、基本的に違う、ねっとりまとわりつく暑さです。
この日は、少しは涼しいだろう…と紅葉の名所の高尾に行きました。
お寺とお寺とお寺、神護寺、西明寺、高山寺と巡りました。
神護寺への階段がきついので、神護寺から巡る事をお勧めします。

神護寺は、厄落としのかわらけ投げをしました。

ぶらぶらと歩いて、高山寺へ。
鳥獣戯画で有名なお寺ですが、現在は、博物館で保管されていて
ここで見られるのは模画ですけどね。
4巻からなる鳥獣戯画は、1巻が1番、有名かな。
カエルとうさぎの相撲…とか。

画像このお寺で祈り続けていた童子です。
遠くから見た時には、聖徳太子さんかと思っちゃいました…

なぜ、ここ高山寺・石水院で、ひとり祈り続けているのか
そのわけを尋ねたいところですが、
無理そうなので、お写真を撮らせていただきました。

童子さんは、久遠の時を、祈り続けるのでしょうね。

高尾を後に、嵯峨野へ。
午後も遅い時間になってきたので、おやつにかき氷を食べてから
嵯峨野最奥の、仏野念仏寺へ。
嵯峨野をめぐる時には、必ず訪れるお寺です。

仏野は、風葬の地でした。
亡骸や遺骨が、雨風にさらされていたのを憂いた弘法大師さんが
建てたお寺だそうです。

西院の河原と呼ばれる一画に、長い間の雨風に削られた石塔や石仏が
たくさんまつられています。
8月23日と24日に行われる千灯供養の日に、祈りをささげに行きたいのですが
いまだその機会に恵まれません。

熱中症を起こしそうな日でしたので、
無理せず、かき氷を食べたり、休みながらの散策でしたので
嵯峨野で拝観できたのは、仏野念仏寺だけでした。

画像渡月橋へ向かう道すがら、嵯峨野のメイン通り?にいらっしゃった石仏さん。
天龍寺さんの近くです。
お寺は5時閉門、拝観は叶いませんでしたので、渡月橋をぶらぶら歩き、京都駅へ引き返しました。
おみやげやさんも5時で、どんどん店じまいですしね。

二日目は、奈良・西の京を中心に歩いたのですが、
その話は、機会があれば、またいつか…

奈良に出かけた最大の目的が、冒頭の写真です。
8月20日から27日まで行われている、平城宮跡 光と灯りのフェア。
大極殿はライトアップされ、第一次大極殿広場に、1万(だったかな?)の
ろうそくの炎がと灯されるのです。

祈りと供養の炎ですよね。
写真には綺麗に写せなかったけど、幻想的な風景でした。

災厄も悲しみも全て焼き尽くす炎。
誰にともなく手を合わせて、会場を後にしました。

この記事へのトラックバック