すいやせん。に込められた思い 座頭市 THE LAST 5.30 舞台挨拶

強い者は、粗末に生きてる。
弱い者は、死なないように大事に生きてる。
現代を生きるわたしたちは、大事に生きてるでしょうか。
行きたくはなくても、行かなければならない時もある。
いっぱい考えさせられた映画でした。
香取慎吾さん主演『座頭市 THE LAST』を見てきました。
舞台挨拶の話を中心に、思い出すままに書いておこうと思います。
ネタバレを含みますが、よかったら。。。慎吾くん、カッコ良かった

てるひの家から私鉄で1駅の映画館に、慎吾くんが来てくれる
行かなきゃっ!…とゲットしたのはイイけど、センター最前列?B列なのに…
すいやせん。
映画は見にくかったです(笑)画面を動かされると、目がいたむので、
殺陣やアクションはそこそこに、気持ちに沿って見る事にしました。

舞台挨拶付(?)の映画を見るのは「スシ王子!」以来2年ぶりですが
あの時は、映画を見る前に舞台挨拶があったので、
ネタバレになる話をしないように…と微妙な話になっちゃってたけど
今回は、見終わってからの挨拶だったから、映画の開設、謎解きのような感じにもなったし、良かったですね。
しかも、登壇者が監督と香取くんだけだったので、もうがん見ですよ。
得意の(笑)

タイトルバックを見ながら、最後、市を刺したのは誰だったっけ…
そんな事をぼんやり考えているうちに、舞台挨拶の準備が整いました。
そこで、ちっちゃな「きゃぁ(?)」
司会者の登場です。フジテレビアナウンサーの笠井さん。
5回めの舞台挨拶だそうで、初日に4回してたんですね…
笠井さんのコールで、スクリーン下手の入口から、香取くんが姿を現しました。
きゃぁ…より「カッコイイ~」の声が多かった気がしますね。
ほんとにカッコ良かった。たぶん、てるひもつぶやいてたと思う。

慎吾くんは、黒のジャケットに素材の異なる黒のパンツに黒い靴。
インナーに、胸になにかの絵柄の白いTシャツに黒いベスト。
あれ、ベストって言わないンでしたっけ?
黒いマフラー?スカーフ?を巻いていました。

背は高いし、ほどよい筋肉やなんやかんやを黒いスーツに包み、
前髪のシルバーのメッシュも、すっごく似合ってて、ほんとカッコ良かったです。
くるくる動くやんちゃな瞳が、会場を見渡していました。
慎吾くんとの間に誰もいないなんて…すいやせん。

初回上映後の登壇なので、12時過ぎでした。
「さっきまで家で寝てたと思ったら、千葉にいて、スーツ着てました」
寝起きのまま車に乗って、また寝て…と言う事でしょうか。
スーツですか…ジャケットとパンツの素材が違う気がするのは、光の加減?
香取くんと笠井さんのおしゃべりは続きますが、
阪本監督が、なかなか姿を見せません…

香取くんがご挨拶した後、スタッフの合図で登壇する段取りだったのでしょうけど
歓声(?)で、聞こえなかった…とおっしゃっていました。
香取くん、監督遅刻?遅刻したのはぼくの方でしょ…とかなんとか言ってたな。
阪本監督も、黒のスーツでした。

監督に「香取さんで…」と言われた時に、どう思ったか…との質問を。
阪本監督は、香取くんは太陽のイメージで
頭にバナナつけてる印象が強かったそうです。
でも。最初に顔合わせをした時に、寡黙で、そのイメージが覆った…とか?

市の香取くんは、盲目の役ですから、目をあけることはありません。
太陽を印象づけている目を隠す事により、月の演技をした。
まさに、今まで見た事がなかった役者・香取慎吾が、スクリーンにいました。

市が、いろいろなシチュエーションで使っていた「すいやせん。」
笠井さんが、スタッフのひとりに登壇を促しました。
スタッフが着ていたのが、すいやせん。Tシャツ(縦書き!)でした。
笠井さんももらえなくて、監督もまだもらっていない貴重品みたいです。

3回「すいやせん」と言うシーンについて。
妻であったタネとの約束通り、人を斬る稼業を捨て、故郷の村に戻って来た市は
親友・柳司の元に身を寄せます。柳司には母と息子がいました。
夜中に目を覚ました市が、起き上り、仕込杖を探すシーン。
柳司の母も目を覚まし、セリフは忘れちゃったけど、百姓にこんなものはいらないだろう…と代わりに枯木を持たせるシーンのことかな?(もう忘れてる)
3回の「すいやせん」がみんなニュアンスが違う…と監督。

母ミツとのシーンでは、クライマックス前にも印象的なやり取りがありました。
家を出て行く支度をしているシーンでは、行きたくないんだけど、
行かなければならない気持ちが、すごく伝わってきました。
この記事の冒頭に書いたセリフは、市を追いかけてきたミツのものです。
その時も「すいやせん」って言ってた…よね?

あたまの中でいろいろ考えて、考えた事は呑みこみ「すいやせん。」と一言
そんな演技がいろいろありました。
香取くんは、賭場のシーンでの「すいやせん」がお気に入りだそうで。
神妙にではなく、俺が負けるわけないだろ、すっこんでろ、すいやせん。
…な心境でセリフを言っていたそうです。

THE LAST と銘打った座頭市のテーマは、純愛だそうです。
今までの座頭市は、女性から求愛される事はあったそうですが、
市からのプロポーズはハジメテだとか。
「いっしょになってくんねーか」市の求愛に、タネは答えます。
タネは、人を斬ってほしくないと強く思っていて
「こんなもん」と仕込杖を、市から遠ざけるんですよね。
ひしっと抱き合うふたり。でも、市は、仕込杖に手を伸ばす…
伏線でもあったんだと思うけど、仕込杖は体の一部なんですよね。
この演技は、直前に支持があって…の事だったそうです。

香取くんは、小道具の仕込杖を肌身はなさず(?)持っていたそうで
家の中でも、目をつむって振りまわして練習していたそうです。
で、壁とかかなり傷をつけちゃった…んだって。

監督は、香取くんは着物が似合う…と言っていました。
着物を着付ける時にお腹や、女優さんはお尻に綿を入れるそうですが
香取くんに「入れてるの?」と聞いたら、生です(だっけ?)と答えたとか…
阪本監督が、その話をしている時、香取くんは、自分のお腹まわりを
ぷにゅぷにゅさわる仕草してて。すごくお茶目でした。

「最後に市を刺した人、あれ誰?…と思ったでしょ?」と香取くん。
そうなの。突然、やってきて、後ろから刺して、絶命を確認もせずに
走り去った男がいたんですよね。
その後も、市は、海を目指して歩いて行くんですけど。

香取くんは、2度めに見た時に気づいたそうですが
最初の切り合いの時にも、その男はいたそうで、ひとり「殺してやる」と
叫んでた、つぶやいていた…とか。
1度見ただけでは気付かない、細かい演出がたくさんあるので、
2度3度、足を運んでください…って言ってましたね。

最後のシーンの海鳥2羽は、てるひも、すごく印象に残ったのですが
演出ではなくて、偶然だったそうです。

そうそう。てるひは、京成ローザの9時40分の回を見たのですが
創業51年の京成ローザで、東宝系の舞台挨拶が行われたのは、ハジメテの事だそうです。
どうして京成ローザを舞台挨拶の映画館に選んだかと言うと…
初日の舞台挨拶から、全て、映画館の名前で選ばれたそうで
サイン大会?
「座 頭(違う漢字でした) 市               」と3文字のサインがされているボードが登場しました。京成ローザの”ザ”を青のマジックで書く香取くん。
濁点の上下の長さが違う象形文字のような”ザ”になってました。

笠井さんが、30日の最後の舞台挨拶が、市川だった話をしてくれて
はい。座頭市の市ですね。千葉県です♪
帰り、駅まで歩いたそうですが、映画を見た人と一緒になって。
駅まで10分の道すがら、新しい香取くんを見られて、ずっとファンを続けてきて良かった…とずっと話をしていた…と言っていました。

20分たらずのトークを終えて、香取くんは、手を振って帰って行きました。
座頭市のうちわを作って、持ってた人がいたんです!びっくり。
次の舞台挨拶のスクリーンは、船橋ららぽーと。”ラ”ですね。

ここまで書いてきて、ネタバレ満載の感想文も書きたい気持ちになってきたので
時間を置いて書くかもしれません。
純愛テーマにね。

ここまでお付き合いくださって、ありがとうございました。

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