姫よりも女王と呼ばれてみたい?

「3月のご帰宅は、はじめてですか?」
「はい」
3月どころか今年ハジメテの帰宅だ」よ…と言いそうになったわたしに、
とんでもない一言が降ってきた。
「プリンセスディですので、おひめさまとお呼びいたします」
お、ひ、め、さま???
あの。。。それ、ぴー入りませんよね?大丈夫ですよね?
…と言うことで。3月7日に、おひめさまふたりのお供をして
お邸…じゃなくてお城に帰宅した、恥ずかしすぎる帰宅日記です。

3月7日にお嬢さまお姫さま方のお供をして、帰宅する。
この素敵なオファー(笑)をいただいたのは、いつだっただろう。
お供の者てるひの役割は、お席をお取りした時点で終ってたでしょ
…と、のほほんと帰宅の日を迎えたのでした。

お邸の玄関の前で、ドアマンさんから名前を聞かれます。
てるひのお誕生日の日にお世話してくださった…鉾埼さんでした。
やさしく「お姫さまとお呼びいたします」と言われて、凍りつくてるひ。
予約時に、なんて呼ばれたいか選んでおくシステムになっています。
女性の場合は、たいていはお嬢さまでしょうか。奥さまもありますが
男性は、旦那さま、坊ちゃまです。
プリンセスディは、坊ちゃまではなく、殿下だそうで。

お出迎えの時間です。
この日、はじめて帰宅するお姫さま先頭で、戦闘開始です(笑)
お出迎えしてくださった執事は、司馬さん。
わたしたちのお世話をしてくださるフットマンは、南条さん!
南条さんは、お姫さまとてるひがはじめて帰宅した時に、お世話してくれた
フットマンさんです。はじめてのわたしたちに、丁寧に説明してくださった方。
しかも、かわいい笑顔で、実は、ひそかにファンだったりして。

サロンの1番奥、暖炉の前の4人がけのテーブルが、今日のお席です。
フロアが見渡せる良い位置です。
ナプキンをかけていただくと、あー帰ってきたんだなぁ~とほんのりします。
プリンセスディのメニューは、美女と野獣にちなんだものでした。
てるひたちはみんな、アフタヌーンティのビーストをオーダー。

ビーストは、スコーンにプリザーブ(つまりジャム)もデザートも
自分で選ぶことができます。
ふだんのアフタヌーンティは、デザートは決まってるんですどね。
お紅茶はパピヨンにしました、ダージリンのブレンドティです。
スワロウティル3周年を記念して作られたブレンドティなんだって。
南条さんがおっしゃる通り、すっきりした、さわやかなティスト。
良く言えば…ね。自己主張してなくて、お食事の伴奏者としては、ぴったり?
でも、お紅茶だけで言うと、てるひ的には、ものたりないかも。

カップは、ノリタケのNO NAMEにしました。
ピンクや紫の小花が散らされたかわいらしいカップです。
NO NAMEって名前にも心ひかれていて、使ってみたいと思っていたのです
恋心、特に幼い恋心の象徴だと言われ、ちと赤面。
うん…幼いねぇ(笑)

お嬢さまが、自分で紅茶をつぎだしたり、アフタヌーンティのお皿を変えたり、荷物を取ったり、無断で席を離れるのは、はしたないとされています。
ご用がある時には、ベルで、フットマンを呼ばにゃならんのよ。
てるひ、これが苦手。。。

「どれにしますか?」と聞かれて、サンドウィッチからにしました。
限定に弱いてるひは、サンドウィッチが、ビースト限定だといわれて選び、
おふたりのお姫さまは、それぞれおキッシュをセレクトされていました。

サンドウィッチのパンは、大好きなフランスパンでした♪
そこに、アンチョビとローストビーフがはさんでありました。
アンチョビが主張しすぎず、おいしかったです。

桜のスコーン。ほんのりピンク色したスコーンに、桜の塩漬けが
のっています。ほのかに桜の香りのする素朴な味わいです。
プリザーブ(ジャム、バター、ぬるものの総称?)も2種、選べるのですが
てるひは、きんきさんヲタ定番のストロベリーとハニーにしました。
でもね。お邸のスコーンは、なにもつけなくてもおいしいンです。
なつかしい春の味のスコーン。初恋の味ですね。

そして、そして。プティデザート3種です。
この3種ってところが、アフタヌーンティの魅力です。3つもだよ♪
ビーストの特徴のひとつ、デザートも2択になっていて
なぜか…オーダーの時に、ジュレだけ聞かれたのです。
運ばれてきたお皿にも、ジュレだけがのっていて、ちょっとさみしい。

カシスとグレープフルーツのジュレにしました。
カシスって好きなんだけど、なんとも毒々しい色してるんだよね。
美味でしたぁ。

心配しちゃったシュークリームとケーキは、ケーキセットよろしくトレーにのせて
持ってきてくれて、その場で選ばせてくれました。
ケーキはね・・・名前忘れちゃったんですが、ナッツをキャラメル(?)で固めたようなお菓子で、これ、ケーキの仲間?と疑問に思うようなものでした。
う…ん。説明がむずかいいけど。
シュークリームはヨーグルトとごまから、てるひはヨーグルトを。
選んだデザートを、南条さんが、お皿にのせてくれるのですが、
なぜか「ヨーグルト」と言ったてるひには、ごまを
「ごま」をセレクトしたお友だちに、ヨーグルトを取り分けそうになってた。
スプーンとフォークで、ちっちゃいシュークリームをはさむのはタイヘンそうで。
つぶしちゃってた。全員が、ごまを選んでたら、足りなくなってたね(笑)
ごめんなさい、南条さん。がん見してしまって。

お出かけ予告(お会計)の時間になりました。
この日、はじめての帰宅だったお姫さまに、紙の仮カードをわたしながら
システムの説明をなさる南条さん。
「ポイントがたまりますと、お姫さまのように、カップのセレクトもできます」
そーなの!このお姫さまはね、てるひのことね!
お姫さまにカードをわたしながら「お姫さまも、もうすぐですね」とおっしゃってました。
カップセレクトは、6回めの帰宅からできるようになるのです。

プリンセスディは、お嬢さまはお姫さまと呼ばれるわけですが
じゃ、奥さまは?・・・と言う話になり「女王かな」と話したりしましたが
ほんとのところなんだったのでしょう?
お妃さまでしょうか?

執事さんが、お出かけを知らせに来てくれました。
「ゆっくりなされましたか?」「フットマンの給仕はいかがでしたか?」
司馬さんが聞いてくださいました。
司馬さんは、まじめで実直な方なんでしょうね。
お話ししていると、なんかほっとします。
「お姫さまの、ご出発です」

ひとりひとりコートを着せてもらって、いよいよお出かけです。
「夜のお散歩を楽しまれるのもけっこうですが、門限までにはお帰りくださいね」
確か…そんな注意をしてくれて、司馬さん、南条さんに見送られて
「行ってきます」
ドアマンさんにもあいさつして、お邸を後にしました。

執事喫茶に帰宅することは、ディズニーランドや、ライブやお芝居を見ることにも
似てる気がします。日常のすぐ隣にある非日常の空間。
お茶とお料理がおいしいからこそ成り立つ時間。
ひとりの帰宅もイイけど、お友だちとの帰宅は、ほんとに楽しかったです。
ぜひ、また…てるひと帰宅してくださいね。

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