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zoom RSS ぼくの友達 全力で挑み続けるたんぽぽ(笑) 18.1.30 昼

<<   作成日時 : 2018/02/07 11:04   >>

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2018年2月4日に「ぼくの友達」は千穐楽を迎えました。
おめでとうございます! 34公演お疲れさまでした。
あなたはだあれ? なにがあなたを駆り立てるの?
辰巳くん初主演舞台を観て、笑って、ゾッともして、考えた。
1月30日・昼公演の感想です。今さらすぎますが、良かったら。

てるひにとってのハジメテのはこ、DDD青山クロスシアターは、コンパクトで、舞台が近く、臨場感がありました。
劇場内に入ると、なつかしい感じのサウンドと水の音が流れていました。
ステージには、大きなパラソルやチェアがならんていました。
一度きりの観劇で、ネタバレをさけていたため、物語の舞台がどこかわかりませんでした。客席が水底のようだと感じました。

謎の青年(辰巳くん)が、訪ねてくるところから物語が動き出します。
そうなの、すぐそばの下手花道を歩いてきたのです。
謎の青年が舞台に立ち、最初のセリフを放った時「この声、好きだぁ。だから、彼が好きなんだ」と胸がおどりました。

田中健さん演じるフランキーは、青年を知りませんでした。
謎の青年は、トニーだと名乗りました。パーシーの友達だと。
マフィアのボスであるフランキーの家は、警備も固く、見ず知らずの青年が入れるわけはありません。パーシーの知り合いだから、入ることが許された。
フランキーの昔の仲間のようですが、だれ、それ?(笑)
パーシーはしくじったか、裏切ったか? フランキーに目をダメにされたみたいだけど、トニーは、そのあたりの事情も良く知らないようです。

フランキーは、一見、温厚そうにも見えるけど、一筋縄ではいかない怖さがあります。顔に刻まれたしわに、ぶるっとしちゃう感じ。
フランキーの妻であるシャロン(香寿たつきさん)は、どこかでトニーを見かけた事がある気がするけれど、思い出せないようでした。

誰なのか。なんのためにフランキーのもとにやってきたのか?
服役中のパーシーとは、塀の中であったというトニー。
コンビニ強盗をしたようですが、フランキーの問いかけに、しどろもどろに。パーシーという姿なき登場人物をはさんでのふたりの会話はかみあいません。
正体と目的がばれないように、おどおどしてしまうトニーの胸の鼓動が、ばらばらと客席に落ちてくる。知りたいんですよね、トニーがなにものなのか、観客(わたし)も、でも、ばれないで欲しい気もする。相反する気持ち。

フランキーは、トニーの正体と目的をあばこうと、釣りに誘ったり、仕事を与えたりします。
釣りは、近く(敷地内?)の湖でするのですが、魚は、観客のわたしたち(笑) 目の前で揺れる毛鉤に食いつきそうになっちゃいました。

ふたりは、高級車で邸宅を後にします。行き先はコンビニ。
フランキーは、トニーに強盗をするように〜と言います。
1度はコンビニ強盗で捕まっているのですから、たやすいはず?
強盗したのか、しなかったのか......わたしはわからなかったけど、フランキーがトニーを試してる、トニーで遊んでる? 怖いのに笑える。笑えるけど、怖い。

トニーは、フランキーをモデルにした映画の話があることを話してしまいます。
追いつめられたからなのか、わざとなのか?
ふたりは、だまし合っているようにも見えたけど。
シャロンが、トニーの正体に気づく。好きだったドラマに出ていた俳優だと。
パーシーの友達だと騙ったトニーに腹をたてたフランキーは、トニーを手錠で柱に拘束します。

手錠でつながれ、動きの取れないトニーにサインをねだるシャロン。乙女なんだけど、おかしな人だし。
サインペンをすっとばしちゃって、なんとかペンをつかもうとするトニーの必死さも、なんともおもしろくて。大笑いしちゃいました。

トニーは俳優として崖っぷちで、危険をおかして、うそまでついて、フランキーに会いにきた。どうしてもフランキー役をやりたい。その一心で。
その思いを熱く語るトニー。
でも、フランキーには届かない?(届いていたけど、この時点のトニーとわたしたちには、わからないという仕掛けになってました)

シャロンも、こわい。トニーのことを思ってのことか、おもしろがってるのかわからないけど。トニーにフランキーの髪型をまねさせ、上着を着せて、演じて見せるようにしむけるのです。
手錠でつながれたままですからね、トニーは。
シャロンのなすがまま。ムースで髪をかためられるんだけど、多すぎムースは、ぽたぽた落ちるし、わざと? なんだろ、ぎりぎりな心理状態のはずなのに、笑えるんですよね。

戻ってきたフランキーは、自分を演じるトニーにぶちきれます。
押し問答の末、映画の台本を運ばせ、シャロンを相手役に仕立て、トニーに演技をさせます。むちゃくちゃなダメ出しを繰り返すフランキー。
こたえるシャロンもすごいわ。美しい方だけに、おかしすぎて。
負けるな、トニー! ついこぶしに力が(苦笑)

最後には、自分の役なんだから、自分が演じるといい出すフランキー。そのおかしな男の周りを駆けずり回って、自分の役への思いをまくしたてるトニー。
真剣に生きるって、こういうことなんだろうな。
なりふりかまわず、攻めまくる。
その姿が、おかしくて、おもしろくて、共感する。

トニー辰巳を振り払うフランキー田中も、がちだった?
床に倒れた時、ものすごい音! ケガしてないか心配に......

俳優人生が終わってしまうかもしれないトニー。 崖っぷちを歩き続けてきたトニーは、フランキーの友達であるパーシーの友達を演じることに、自分の未来を賭けました。その姿は、マフィアのボスの心も動かしたのでしょうか。
崖っぷちなのにはトニーだけじゃない。多分、辰巳くんも。もちろん、わたしも崖っぷちを歩いてる。歩き続けるしかないのです。
なりふりかまっていられないなーと思いました。

登場人物は3人ですが、舞台装置の転換のため、メイドさんが出てきました。
それから、魚役のわたしたち(笑)
勘違い、つたわらないこともおもしろく、全力で挑む姿に笑いました。カッコイイって、ひとつじゃないんですよね。
体当りハードボイルドコメディ、見ごたえがありました。
再演された暁には、ぜひ見たいと思います。

思い出して笑い、気を引き締め直すため、覚えておきたいだけの感想文に、最後までおつきあいくださり、どうもありがとうございました。

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