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zoom RSS 「1年だけど」その長さを思う Endless SHOCK 119-1425 vol.2

<<   作成日時 : 2017/02/14 19:09   >>

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リカはこたえました。
「1年だけど」と。
1年という時間は、コウイチにとって、どの位の長さなのでしょう。
昨年の帝劇SHOCKから「1年だけど」
そうだとすると、今年の梅芸、博多座は「2年だけど」となりますね(笑)
お友だちとてるひの初日から、ずいぶん時間がたってしまったけど
Endless SHOCK 119-1425 vol.1の感想の続きを書こうと思います。
ネタバレを含みますが、良かったら、ぜひどうぞ。

「Show msut go on. かよ」
2幕が上がる数分前、捨てゼリフをたたきつけ、出て行くヤラ。
♪わからなくてもいい ひとりでも進もう♪と歌うコウイチは、
座右の銘で、口ぐせでもある、言葉の意味を見失っていたと思います。
♪オレの前から消えてくれ♪とヤラは叫ぶ。
ふたりの会話(ミュージカル仕立て)は、完全にすれ違っていました。

ステージ横の高みから、タイコの音が、コウイチたちに、わたしたちにも
降り注ぎます。少しの変化なのに、がらりと印象が変わった殺陣。
特に印象に残っているのが、なにもないステージの上で
コウイチとヤラが対峙し、時間にして、ほんの一瞬のにらみ合う場面。
ふたりの心象風景の中に誘われたよう。
その中に、仲間たちも引きずり込まれていく。
心が震えましたね。

斬られても斬られても立ち上がり、敵に向かっていく武者コウイチは
次の一歩を踏み出せば、また走っていけるを具現していて。
大きな試練の象徴である大階段の向こうに口を開けた、地獄の炎も
消し去り、コウイチが言うところのハッピーエンドへと向かうはずでした。

ほんものの刀にすり替えられた予備の刀を手にしたコウイチは
ヤラの前につき立てる。「取れよ」と。
「ほんものの刀は、コウイチが使うこともできたはずだろ?」
1年後、戻ってきたコウイチに向けた、いつだったか追加されたヤラの言葉は、てるひも、ずっと思っていたことでした。

暴走するコウイチと、行先を見失ったヤラの思いがぶつかり合い
マイナスの方向へと落ちていきます。
「こいよ!」 ツヅケルンダ。
ヤラに迫るコウイチは鬼。鬼と化したコウイチから自分を守るために、刀をふるってしまったヤラを思うと、悲しくてたまりませんでした。

階段落ち。
そして、寝たきりのコウイチの影に苦しめられ続けるヤラは、
オンでのショーとコウイチの戻る場所を守り続けるのです。
苦しかっただろうなぁ。コウイチとリカだけでなく、負の感情から生まれた亡者たちの中に、フクダとマツザキがいるように思ってしまうくらいに。

今年のてるひの観劇テーマのひとつでもある、リチャード三世。
「なにを恐れるオレ自身をか」の気持ちを、刀で薙ぎ払い
「俺は俺だ」と、立ち続けるために、リチャードは言う。
口に出し、確認し、そうありたいと、一歩を踏み出し、走り出す。
コウイチもするし、そして、わたしもしますね。

第2幕、ヤラやカンパニー全員の願いもむなしく、コウイチの命が終わります。
「Dead or Alive」
開いてしまった扉から、亡者たちが、コウイチをとらえにやってきます。
振り払うように踊る、このダンスが好き。
亡者たちに飲みこまれそうになり、あわてる姿が、すごく愛しいです。

コウイチは、神からか、悪魔からか......時間をもぎ取り、
走り出すために、戻ってきます。
カンパニーをひとつにし、自分が持てるものを全て伝えるために。
コウイチは、なんて幸せなひとなんでしょう。
事故は悲しいできごとでした。
でも、自分を見つめ直し、進むチャンスをもらったのですから。

苦悩するヤラに、なにかを伝えたくて、シンクロするように踊る
「Don't Look Back」
泣きたくなるほど好きなダンス、シーンです。
なにも伝えられないまま、コウイチは、その場を去ります。
なにかを残せたら、コウイチは戻ってはこなかったのかもしれませんね。

起き上がり、オフシアターに戻ってくるコウイチは、1年前とは全く違う
ふざけてるのか?不思議なテンションで、何度見てもなじめません。
もう1度、ネックレスを渡すリカが、コウイチの手をにぎり
その冷たさと、存在感のなさなのかを悟るシーンは好きですね。
ネックレスは、どこへも行かず、また、自分たちを引っ張ってほしいという、リカの願い。
オフの千穐楽の夜の屋上で「コウイチがいなくなってしまいそうで怖い」
そう言ってしまった事への後悔に気持ちもあったかもしれません。

リカは、ヤラと連絡を取っていたのでしょうね。
コウイチのとなりを争う最大のライバルであるヤラのことを、
リカは、フクダ、マツザキよりも、理解していたように思います。
「1年だけど」
境界線で戦っていた1年間の事を思い出せないコウイチは
ヤラのキズを思うことなく、オンシアターに乗りこみ、
ヤラの1年を否定するかのように踊るのです。

「Higher」
ヤラたちのその日のショーには組み込まれていなかった曲。
戸惑う仲間に「続けるんだ」というヤラの心には、
すでに、コウイチの魂、めざしたものが根付いていましたよね。

コウイチがトップで踊るこのダンスは生命力にあふれ、大好きですが
今年は特に、ヤラが、ヤラを気づかうハマナカが気になって
楽しめませんでした(涙)

コウイチにつっかかるヤラを許せないフクダ。
この役、梅芸、博多座では、タツミが演じるのよね〜
そう思うと、ちと悲しいのですが、
わかっていないフクダのおかげで、ヤラはやっと……
犯してしまった過ちを告白する事ができるんですよね。

この時点でも、コウイチの死を知っているのはリカのみ。
リカは、コウイチに、ヤラに、メンバー全員が前を向くために告白します。
コウイチ以上に、コウイチの死を受け止められないヤラは、
その手をにぎることにより、コウイチがこの世のものでない事を悟る。
コウイチも、そのヤラの態度により、現実を突きつけられ、
自分の手を悲しげに、そっと握る。このシーンも大好き。
「全てを受け止めるさ」
口に出さなければ、受け止められないのです。進めないのです。

「もう一度、おまえのステージに立たせてくれないか」
ヤラだけじゃなく、カンパニー全員の願いでしょう。
覚悟をして歌う「ONE DAY」
やっとひとつになれたカンパニーのハーモニーに、毎回、感動(笑)

1番好きなリボンフライング、これ見るだけでも行く価値のある夢幻、
コウイチからヤラへ、新しいカンパニーをまかせるつもりの太鼓、
天国にかける梯子のラダーフライング、
走り続けるコウイチの集大成である夜の海。
パフォーマンスの感想は、もう1度、観劇してから書けたらいいいな。

「1年だけど」
ヤラの心は限界でした。
もしかすると、コウイチは、まだ眠り続けることもできたかもしれません。
でも、立ち止まっているより、走り出すことを選びました。
一歩を踏み出せない時も確かにあるけれど、前を向いていたい。
踏み出すきっかけとなるなにかは、そう……前にしかないのですから。

最後までおつきあいくださり、どうもありがとうございました。

やっぱり「1年だけど」じゃないと、響かないので、直しました。

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内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ(・∀・)ノ☆ 光一さんの「いずれ過去となる今を最高の今にするために」という言葉を思い出しました 光一さんは いつも 今にベストを尽くして舞台も演じてらっしゃるんですね 昔 光一さんが「剛とミュージカルに出るのが夢」と聞いた事があります 剛さんは舞台に出たくないらしいですが 実現して欲しいですね(^-^)人(^-^)てるひさんの体調が日に日に回復され楽しい毎日を過ごされますように心より御祈り申し上げます 次回のブログも楽しみにしてます((o(^-^)o))
みらくる
2017/02/17 22:25
みらくるさん、こんばんは。
人は、今を生きるしかなく、今を変えなければ、未来も変わりませんものね。今日がベストの公演、今年が今までで最高の舞台と言う光一さんの姿勢は、素敵ですよね。
光一さん、剛くんとミュージカルを〜と言っていた事があったのですね。W主演のミュージカルを見たい気もしますね。舞台には出たくないという剛くんなので、実現は難しそうですが、ふたりで映画、声をあてるのではなく、出演してほしいなってずっと思っていたりします。
ありがとうございます。点滴3日め、体調は安定しています。こんな細々と書いているblogに来てくださり、コメントを残していただける事は、ほんとうにうれしい事です。どうもありがとうございます!
てるひ
2017/02/19 17:09

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